2009年12月30日水曜日

新設「ゆる~みんぐ講座」のご案内

現代朗読協会にまたひとつ、素敵な講座が誕生しました。
この「ゆる~みんぐ講座」は、すでに各地で多くの実践がおこなわれ、現代朗読協会においても朗読ゼミなどで何度か試行を重ね、たいへん好評を得てきました。それを今回、独立したひとつの講座にしたものです。
以下、講師のせ~じさんからのメッセージをご紹介します。

-------------------
「ゆる~みんぐ講座」へのお誘い

からだへのマインドフルネスな気づきを深める講座、それがゆる~みんぐです。
マインドフルネスにからだに気づくと、ここちよく体がゆるんでいきます。
その結果、気づかない緊張、肩こり、冷え性など原因が明確でないものが改善することがあります。

ひとりでもやすらぎを感じられる人が増えますように。貢献したい心地で開催しています。
是非是非いらしてください。

※マインドフルネスとはアメリカではストレスケア、心理療法などの基礎技法として使用されています。
※大阪でのゆる~みんぐ講座では、疲労計測に用いられる脈波計測を行い、計測値「8」だった方が、終了後「1」にまで下がる結果を得ることができました。

☆そしてこの講座で体験する技法はとても単純化されていて真似しやすいものばかり。
 ご家族の方や、お友達にすぐ試みていただくことができます。
 どんどん真似して、ゆるんでください~
-------------------

■日時:2010年1月9日(土)18:00スタート/終了は21:00くらい
■参加費:3,000円
■お申し込みはこちら

ゆる~みんぐについて詳しくはこちら

せ~じのプロフィールはこちら

第三期「現代朗読ベーシックコース」の参加者募集

 ベーシックコースの開設も第三期を迎えます。
 これまでの第一期、第二期とも、さまざまな方にご参加いただきました。年齢、性別、体力、いっさい関係ありません。本来あるがままの自分自身を発見し、活かしていく、それが現代朗読の方法です。とっつきやすいけれど、奥も深い。

 ベーシックコースでは、一期を通して全員でひとつの作品に向かい合います。ひとつのテキスト素材を徹底的に研究し、表現方法を見つけていきますが、お手本はありません。全員がそれぞれの方法を見つけ、自分自身の個性と関係性を表現するのです。
 結果的に、おなじ作品なのにまったく違った朗読表現が、参加者の数だけ出現することになります。
 また、繰り返し参加することで、取り組むテキストも増え、より理解と表現力を増すこともできるようになっています。
 初心者も熟練の方も歓迎です。

〈募集要項〉
・開催日時 2010年3月18日、4月1日、15日、5月6日、20日、6月10日
  いずれも木曜日の夜19:00~21:00
・会場 世田谷区羽根木1-20-17 現代朗読協会(協会カレンダーの詳細に地図あり)
・受講料 毎月分割24,000円(8,000円×3月)/一括前納20,000円

※詳細とお申し込みはこちら

2009年12月24日木曜日

中学校向け朗読公演「ホームズ」の初演が決定しました!

 現代朗読協会が世田谷区の中学校を中心に都内でおこなってきた朗読公演「Kenji」ですが、この朗読プログラムにつづいて新作の第二弾「ホームズ」の公演をおこなうことが決まりました。
 世田谷文学館がおこなっている「巡回文学館」への協力イベントで、タイトルからおわかりのとおり、コナン・ドイルのシャーロック・ホームズ作品を朗読プログラムにするものです。
 いったいどんな内容になるのか、私たちも未知ですが、宮沢賢治作品をコラージュした「Kenji」が中学生のみなさんに非常な熱意をもって迎えてもらったことを考えると、とても楽しみです。
 初回は上祖師谷中学校の全校生徒を相手に、講堂でおこなう予定です。通常の演劇や朗読公演のようにステージは使いません。生徒たちとおなじフロアに演者たちが立つスタイルになる予定です。

 この公演について「参加してみたい」「手伝いたい」など、興味がある方は、気楽に現代朗読協会までコンタクトしてください。

・実施校 世田谷区立上祖師谷中学校
・対象 全校生徒
・日時 2010年3月9日(火)10:45から

2009年12月23日水曜日

現代朗読は「みんなのロードク」

 特定非営利活動(NPO)法人現代朗読協会、だの、現代朗読(Contemporary Reading Act)、だの、とてもかたい文字列が並んでしまっていますが、じつはとても気軽な表現方法なのです。
 以下のような特徴があります。

・年齢/性別/職業/身体的能力の優劣や障碍の有無など、いっさいを問いません。だれにでもすぐに始められます。
・とてもとっつきやすい方法ですが、同時にとても奥が深い表現でもあります。
・現代朗読をはじめた人はみんな気持ちが楽になり、笑顔が増えます。
・日常がこれまでとは違った顔を持つようになります。
・気持ちもからだも若返ります。目が輝きます。
・友だちが増えます。
・その他たくさん。

 このような特徴を実現するための方法は、漠然と成立しているわけではありません。私たちは朗読に「演出」という手法を持ちこみ、朗読をコンテンポラリー表現という観点から見直してみました。
 これまで「朗読」という表現にかぶせられていた特定のイメージを払拭し、その練習法もゼロから見直し、私たち独自のあたらしい方法を見つけたのです。またその方法は、いまでも日々更新されています。
「あたらしい」といっても、まったくなにもないところから生まれたものではありません。現代朗読に持ちこまれた方法は、他のコンテンポラリーな表現分野では普通におこなわれ、考えられているものです。ただ、現代アート、現代音楽、コンテンポラリーダンスといった分野は、そもそも、一般的にはあまりなじみのないものです。そして、これまでの朗読講座などではまず見かけることのないものでした。

 私たちCREA(現代朗読協会)演出部は、少しでも現代朗読について多くの人に知ってもらい、気軽に参加していただけるように、ここで実際におこなわれていることや考えられていることを積極的に発信していこうと思いました。
 このBLOGの記事を通していくらかでも現代朗読に興味を持っていただき、できれば私たちの活動のお仲間になってもらえるなら、こんなうれしいことはありません。
 最後にひとことだけ。
「現代朗読は本に書かれていることを人に伝えるのではなく、本を読むことによって自分自身を表現する方法です」

2009年12月22日火曜日

「羽根木でロンド♪」追加情報(12/27)

 12月27日(日)の16時ごろから、現代朗読協会「羽根木の家」にておこなわれる年忘れ・ロードクパーティ。
 ここにゲスト朗読者たちが来てくれることになったので、追加情報としてお知らせします。
 先日、東京芸大取手キャンパスでおこなわれた〈アートパス取手〉で、先端芸術表現科の学生さんたちが朗読パフォーマンス「黄いろのトマト」を上演しました。私はそれを目撃したんですが、現代朗読協会がめざしているフレッシュでコンテンポラリーな表現をまさに学生さんたちが実演しているのを見て、とてもうれしかったのです。
 で、声をかけてみたところ、わざわざ取手から羽根木までやってきて、「黄いろのトマト」を再演してくれることになりました。
 本当に素敵な朗読パフォーマンスです。演出のミズモちゃんは、現代朗読協会のゼミ生でもある菊地裕貴の友だちで、ほかの出演者もその仲間たちです。一見の価値はありますよ。大人たちにも刺激的で、得るものが大きいと思います。
 もちろん、「黄いろのトマト」だけでなく、その後には皆さんの自由な飛びいりロードクセッションで、いつものように盛り上がりましょう。今回は楽器陣も来てくれるそうで、楽しみです。

 おいでいただく方は差し入れを一品以上お持ちください。お酒、つまみ、お料理、お菓子、おいしいものならなんでもOKです。

◎日時 2009年12月27日(日) 16:00-20:00
◎場所 現代朗読協会・羽根木の家(世田谷区羽根木1-20-17)
◎参加費 1,000円(+カンパ)

「黄いろのトマト」について
 原作:宮沢賢治
 脚本・演出:水本紗恵子
 出演:菊地裕貴/水島ゆめ/渡利紗千子/伊澤秀幸/武藤舞子

2009年12月18日金曜日

現代朗読一日講座:一月の開催(1月10日)

 丸一日でみっちりと「現代朗読」の理念と基礎を学んでいただき、すぐ翌日から実践できるようにしようという講座が、間もなくスタートします。
 第一回はすでにお知らせのように12月26日(土)の開催ですが、年明けの1月10日(日)にも開催しますので、お知らせさせていただきます。

 遠方のかたや継続して来れないかたのために、連休や土日を設定して、できるだけ毎月開催していきます。初心者の方も、経験者の方も、あるいは朗読の指導をされている方も歓迎いたします。
 また、何度も繰り返し受講することもできます。

 こんなことをやります。

・現代朗読における発音・発声と呼吸、身体使いの解説および実践。
・朗読テキストの読解法の基礎と現代(コンテンポラリー)的展開方法。
・コミュニケーションとしての朗読体験。
・固めない、準備しない、たくらまない、柔軟で魅力的な朗読表現のためのプラクティス。
・朗読演出体験。それぞれの個性、特性に応じた表現のアドバイス。

〈一日講座募集内容〉
日時 2010年1月10日(日)10:00-17:00
場所 現代朗読協会「羽根木の家」
参加費 10,000円(税・教材費込み)
参加資格 いっさいありません。
   身体的・精神的に気がかりのある方は遠慮なくご相談ください。

※詳細とお申し込みはこちら ⇒ http://www.roudoku.org/oneday.html
※先行して2009年12月26日(土)に第一回の一日講座が開催されます。こちらも合わせてどうぞ。

2009年12月16日水曜日

1月スタートの「朗読はライブだ!」ワークショップ開催のお知らせ

 初心者も経験者も「朗読ライブ」をめざし、現代朗読の方法で実際にライブをおこなうことで、毎回、驚くようなことが起こっています。
 現代朗読(CREA / Contemporary REading Act)はまったくの初心者を「表現する人」へと押しあげる方法で、表現活動に未経験で無垢である人がむしろ優位に立つことすらあります。また、すでに朗読活動をおこなってきた人にも、「こんな方法があったのか」と目からウロコが落ちると評判です。

 現代朗読協会がおこなってきた数多くのライブ/公演の経験や、その過程ですぐれた表現者をたくさん育成してきた実績を踏まえた、最初からライブ出演をめざすための実践的なワークショップです。
 最終日には一般公開される朗読ライブを開催し、それに出演していただきます。
 これまでの最終ライブの模様がこちらからご覧いただけます。

◎こんなことをやります
・現代朗読のための身体と声の準備(ストレッチ、呼吸、姿勢)。
・声を出すことの理解、自分の声の見つけ方。
・日本語の発音の基礎、滑舌の練習。
・現代朗読のためのテキストの扱い方、読み方と、朗読実践。
・柔軟な表現の見つけ方、作り方のためのプラクティス。
・即興性、感受性を養うプラクティス。
・聴覚覚醒プログラム体験。
・朗読演出体験および朗読ライブでの発表に向けた実践。

◎今期日程
 2010年1月9日(土)、23日(土)、2月7日(日)、20日(土)、3月7日(日)、20日(土・ライブ)
 いずれも14:00〜17:00
 最終日はライブ会場での発表となります。

 詳細とお申し込みはこちらから。