2015年6月30日火曜日

「沈黙[朗読X音楽]瞑想」公演レポート

スクリ~22015年6月26日。
明大前〈キッド・アイラック・アート・ホール〉のギャラリースペースにて、「沈黙[朗読X音楽]瞑想」公演の4回めを開催した。

今回のギャラリースペースでは坂本龍幸「夜の形」展がおこなわれていた、その中での公演だった。
そして展示時間の都合で、スタートは20時半と、欧米並みの遅い時間となった。
20時半というと、私はいつも、私の青春時代の音楽アイドルだったウェザー・リポートのアルバム「8:30」を思いだす。
「エイト・サーティー」は欧米のコンサート開演の一般的な時間なのだそうだ。
もっと遅い時間の開演も普通にあるらしい。

公演は20時半、ほぼ定刻にスタート。
前半の「沈黙の朗読」パートでは、リリースしたばかりの私の長編小説『ストリーム』から抜粋し、さらに構成したものを野々宮卯妙に読んでもらった。
私のピアノ演奏は、音をこれまでよりさらに少なめにし、不協・共鳴に注意深くなりながら、マインドフルに集注していった。

中盤でしだいに沈黙の比重が増え、やがて完全に沈黙し、同時に照明が落ちて完全暗転に。
私はピアノに向かってすわったまま、自分の脈拍を取ってみた。
300くらい数えたところで、後半の音楽瞑想パートに進んだ。

調性のあるまばらな音によるイントロから、調性のない中間部をはさみ、リズムと調性のある後半部へ。
自分がどこへ向かうのかとても興味深く、自分自身に好奇心を向けつづけたまま演奏を展開できたことがおもしろかった。

終演後はささやかながらつまみとワイン、梅酒、参加者のひとりの川橋さんからいただいた日本酒などをいただきながら、みなさんと歓談。
これもまた楽しいひとときだった。
参加者はけっして多くなかったけれど、おいでいただいたみなさんに深く感謝している。

「沈黙[朗読X音楽]瞑想」公演はさらに月一回のペースで継続するつもりだが、公演のスタイルを大きく変えるつもりはない。
来月もおなじようなスタイルで、しかしまったく異なる体験を共有することになるだろうことを予想して、開催する予定だ。

来月は7月27日(月)夜の開催予定で、詳細と参加予約はこちらからどうぞ。

「沈黙[朗読X音楽]瞑想」公演レポート

スクリ~22015年6月26日。
明大前〈キッド・アイラック・アート・ホール〉のギャラリースペースにて、「沈黙[朗読X音楽]瞑想」公演の4回めを開催した。

今回のギャラリースペースでは坂本龍幸「夜の形」展がおこなわれていた、その中での公演だった。
そして展示時間の都合で、スタートは20時半と、欧米並みの遅い時間となった。
20時半というと、私はいつも、私の青春時代の音楽アイドルだったウェザー・リポートのアルバム「8:30」を思いだす。
「エイト・サーティー」は欧米のコンサート開演の一般的な時間なのだそうだ。
もっと遅い時間の開演も普通にあるらしい。

公演は20時半、ほぼ定刻にスタート。
前半の「沈黙の朗読」パートでは、リリースしたばかりの私の長編小説『ストリーム』から抜粋し、さらに構成したものを野々宮卯妙に読んでもらった。
私のピアノ演奏は、音をこれまでよりさらに少なめにし、不協・共鳴に注意深くなりながら、マインドフルに集注していった。

中盤でしだいに沈黙の比重が増え、やがて完全に沈黙し、同時に照明が落ちて完全暗転に。
私はピアノに向かってすわったまま、自分の脈拍を取ってみた。
300くらい数えたところで、後半の音楽瞑想パートに進んだ。

調性のあるまばらな音によるイントロから、調性のない中間部をはさみ、リズムと調性のある後半部へ。
自分がどこへ向かうのかとても興味深く、自分自身に好奇心を向けつづけたまま演奏を展開できたことがおもしろかった。

終演後はささやかながらつまみとワイン、梅酒、参加者のひとりの川橋さんからいただいた日本酒などをいただきながら、みなさんと歓談。
これもまた楽しいひとときだった。
参加者はけっして多くなかったけれど、おいでいただいたみなさんに深く感謝している。

「沈黙[朗読X音楽]瞑想」公演はさらに月一回のペースで継続するつもりだが、公演のスタイルを大きく変えるつもりはない。
来月もおなじようなスタイルで、しかしまったく異なる体験を共有することになるだろうことを予想して、開催する予定だ。

来月は7月27日(月)夜の開催予定で、詳細と参加予約はこちらからどうぞ。

2015年6月28日日曜日

現代朗読体験講座のお知らせ(6.28)

朗読体験講座現代朗読協会の朗読体験講座、2015年6月のお知らせです。
まったく朗読をやったことがない/ちょっとやってみたいと思っている人や、すでに経験はあるけれど朗読表現に行き詰まりを感じているような方のためにおこなう、ワークショップ形式の体験講座です。
◎日時 2015年6月28日(日) 18:00〜20:00
◎場所 現代朗読協会・羽根木の家(京王井の頭線新代田駅徒歩2分)
    世田谷区羽根木1-20-17
◎参加費 2,000円
※詳細とお申し込みはこちらから。
◎こんなことをやります
現代朗読というあたらしい表現を理解するために、実際に身体を動かしたり声を出したりして体験していただきます。
毎回、下のようなプログラムからいくつかをピックアップしてご紹介する予定です。
・朗読のための声と身体の準備。
・朗読するときに起こっているさまざまなことの理解。
・朗読のためのテキストの扱い方、読み方と、朗読実践。
・柔軟でとらわれない表現をおこなうためのヒント。

7月12日:羽根木韓氏意拳初級講習会

羽根木韓氏意拳現代朗読協会「羽根木の家」での内田秀樹準教練による韓氏意拳の体験&初級講習会、2015年7月のお知らせです。
韓氏意拳は自分の身体に注目し、身体の聲(こえ)に耳を傾ける稽古を主としているので、痛い思いをするようなことはまったくありません。
運動や武術の経験のない方、女性の方も多く、性別、また年齢を問わず、取りくみやすい内容になっています。

世話人である水城自身も、演出指導、ピアノ演奏、そして実生活面など多くの局面で、自分の身体にたいする意識が大きく変化しました。
演奏家としてもともと身体意識は人並み以上にあるつもりでしたが、韓氏意拳がもたらす身体意識の緻密さと深さは他の武術やボディーワークとはまったく異なる質を持っています。
演奏家、舞踏家、パフォーマーといった方にもおすすめの内容です。

● 講師からのひとこと
私達の身体には自然な働きがありますが、その自然さは複雑で捉え難いものです。
そこでまずは自身に注目し、様々な運動を通じて私たちの身体に宿る自然を見つけていくというのが韓氏意拳の試みです。
武術というと厳しいイメージがありますが、意拳の練習は手を挙げる、寄せる、振るといったとても簡素な練習が主なので運動経験、武術経験のない方でも大丈夫です。
稽古に取り組んでいる方には教育、芸術、音楽などの関係者も多く、みなに得る所があるのも意拳の特徴のようです。
幅広い層の方のご参加をお待ちしています。

羽根木韓氏意拳◎日程 2015年7月12日(日)
10:00〜12:30 午前の部(初級教程・体験可)
14:00〜16:30 午後の部(初級教程・会員クラス)

◎参加費 1クラス3,500円、2クラス6,500円(講習会費、会場費、講師交通費)

◎場所 現代朗読協会・羽根木の家(京王井の頭線新代田駅徒歩2分)
世田谷区羽根木1-20-17

※初級講習会の申し込みはこちら

◎持物 動きやすい服装・筆記用具・メモ

◎定員 各回8名(定員になりしだい締切らせていただきます)

※韓氏意拳の紹介はこちら

内田秀樹● 講師プロフィール
内田秀樹(うちだひでき)
韓氏意拳 創始人 韓競辰及び日本韓氏意拳学会公認 初級準教練。
2007年より韓氏意拳を学び始め、韓競辰、光岡英稔、駒井雅和、鹿間裕行より指導を受ける。
2008年より埼玉分館 世話人補佐を務め、2013年4月より教練養成課程に入る。
現在、東京分館、埼玉分館で指導活動中。東京都で呉服屋を営む。

2015年6月26日金曜日

6月「沈黙[朗読X音楽]瞑想」公演@明大前キッドギャラリー(6.26)

IMG_0885ご好評をいただいている「沈黙[朗読X音楽]瞑想」6月公演のご案内です。
これは公演、ライブであると同時に、ご来場いただいたみなさんにある種の「体験」そのものを提供する、まったくあたらしい試みでもあります。
ともに深く、ことば、静寂、音、そして空間とご自分の存在そのものをあじわってください。
◎日時 2015年6月26日(金)19:30開場/20:00開演
◎場所 キッド・アイラック・アート・ホール3階ギャラリースペース
    (京王線明大前駅徒歩1分)
    (156-0043)東京都世田谷区松原2-43-11
◎料金 2,000円
 野々宮卯妙 朗読
 水城ゆう  ピアノ、ほか演奏
予約先:ホール電話:03-3322-5564
または現代朗読協会お問い合わせ・予約フォームからお問い合わせ内容を「公演・ライブご予約」を選び、メッセージ欄に「沈黙瞑想」と明記してください。
終演後、ささやかながらワインとおつまみをご用意する予定です。
お時間のある方はお残りいただいて、おつきあいください。

【Youtube】 みぞれ&波平「温室きのこ版」@ビッチェズ・ブリュー

2015年5月26日、横浜白楽の〈ビッチェズ・ブリュー〉でおこなわれたライブから、朗読の山田みぞれとボイスダンス(ラトゥンカトゥア)の激団波兵によるパフォーマンスのもようをお送りします。

テキストは水城ゆうの「温室」きのこバージョンです。
ピアノも水城です。
映像はこちら(画像をクリックしてください)。
次回の〈ビッチェズ・ブリュー〉ライブは6月29日(月)夜です。
激団波兵、野々宮卯妙、水城ゆうが出演します。
詳しくはこちら
(現代朗読協会主宰 水城ゆう)

【Youtube】 みぞれ&波平「温室きのこ版」@ビッチェズ・ブリュー

2015年5月26日、横浜白楽の〈ビッチェズ・ブリュー〉でおこなわれたライブから、朗読の山田みぞれとボイスダンス(ラトゥンカトゥア)の激団波兵によるパフォーマンスのもようをお送りします。

テキストは水城ゆうの「温室」きのこバージョンです。
ピアノも水城です。
映像はこちら(画像をクリックしてください)。
次回の〈ビッチェズ・ブリュー〉ライブは6月29日(月)夜です。
激団波兵、野々宮卯妙、水城ゆうが出演します。
詳しくはこちら
(現代朗読協会主宰 水城ゆう)

2015年6月21日日曜日

6月の羽根木韓氏意拳初級講習会(6.21)

羽根木韓氏意拳現代朗読協会「羽根木の家」での内田秀樹準教練による韓氏意拳の体験&初級講習会、2015年6月のお知らせです。
韓氏意拳は自分の身体に注目し、身体の聲(こえ)に耳を傾ける稽古を主としているので、痛い思いをするようなことはまったくありません。
運動や武術の経験のない方、女性の方も多く、性別、また年齢を問わず、取りくみやすい内容になっています。
世話人である水城自身も、演出指導、ピアノ演奏、そして実生活面など多くの局面で、自分の身体にたいする意識が大きく変化しました。
演奏家としてもともと身体意識は人並み以上にあるつもりでしたが、韓氏意拳がもたらす身体意識の緻密さと深さは他の武術やボディーワークとはまったく異なる質を持っています。
演奏家、舞踏家、パフォーマーといった方にもおすすめの内容です。
● 講師からのひとこと
私達の身体には自然な働きがありますが、その自然さは複雑で捉え難いものです。
そこでまずは自身に注目し、様々な運動を通じて私たちの身体に宿る自然を見つけていくというのが韓氏意拳の試みです。
武術というと厳しいイメージがありますが、意拳の練習は手を挙げる、寄せる、振るといったとても簡素な練習が主なので運動経験、武術経験のない方でも大丈夫です。
稽古に取り組んでいる方には教育、芸術、音楽などの関係者も多く、みなに得る所があるのも意拳の特徴のようです。
幅広い層の方のご参加をお待ちしています。
羽根木韓氏意拳◎日程 2015年6月21日(日)
 10:00〜12:30 午前の部(初級教程・体験可)
 14:00〜16:30 午後の部(初級教程・会員クラス)
◎参加費 1クラス3,500円、2クラス6,500円(講習会費、会場費、講師交通費)
◎場所 現代朗読協会・羽根木の家(京王井の頭線新代田駅徒歩2分)
    世田谷区羽根木1-20-17
※初級講習会の申し込みはこちら
◎持物 動きやすい服装・筆記用具・メモ
◎定員 各回8名(定員になりしだい締切らせていただきます)
※韓氏意拳の紹介はこちら
● 講師プロフィール
内田秀樹内田秀樹(うちだひでき)
韓氏意拳 創始人 韓競辰及び日本韓氏意拳学会公認 初級準教練。
2007年より韓氏意拳を学び始め、韓競辰、光岡英稔、駒井雅和、鹿間裕行より指導を受ける。
2008年より埼玉分館 世話人補佐を務め、2013年4月より教練養成課程に入る。
現在、東京分館、埼玉分館で指導活動中。東京都で呉服屋を営む。

2015年6月15日月曜日

現代朗読協会入門

現代朗読入門「現代朗読入門」ではなくて「現代朗読協会入門」ね。

この5月、6月から、ぽつぽつとあたらしい人がコース受講をしていて、うれしく思っている。
その人たちから聞いた話、というより、いままで多くの人にさんざんいわれてきた話だが、現代朗読協会というものがとにかくわかりにくい、という。
どんなことをどのようにやっているのか、どういうふうに参加すれぱいいのか、体験講座を受けたあとはどうすればいいのか。

こちらとしてはかなり丁寧に、そのつど説明しているつもりだが、それでもわかりにくいのだそうだ。
そこで、簡単に図にしてみた。
これならわかりやすい?

図の左上からスタートしてください。
まずは体験講座か、ゼミやコースへの体験参加をしてみてください。
それを受けて、ゼミ生になるもよし、各コースに参加してみるもよし。
外部講師を招いての関連講座も単発であるので、それに参加してみるのもいいでしょう。

とにかくいろいろなことをやっていて、選択肢はたくさんあるので、とにかくまずは「羽根木の家に来てください」、ということですね。
築80年の古民家で、安心してくつろげる場所です。
ここでは「こうしてはいけない」「こうしなければならない」ということがほとんどない。
あやしいネットワークビジネスのような勧誘もなし、宗教も(変な意味の)スピリチュアルもなし。
現代朗読協会は、完全に独立した、どこのヒモ付きでもない、私たちの手だけでゼロから作りあげてきた、オリジナルの団体です。

(主宰・水城ゆう)

2015年6月14日日曜日

【Youtube】 野々宮自作朗読「うん★論」@ビッチェズ・ブリュー

2015年5月26日、横浜白楽の〈ビッチェズ・ブリュー〉でおこなわれたライブから、現代朗読の野々宮卯妙による朗読パフォーマンスのもようをお送りします。
テキストは野々宮のオリジナルで、5月5日に開催されたポエトリースラム・ジャパンでファイナルまで進出したパフォーマンスの再演です。

映像はこちら(画像をクリックしてください)。

次回の〈ビッチェズ・ブリュー〉ライブは6月29日(月)夜です。
激団波兵、野々宮卯妙、水城ゆうが出演します。
詳しくはこちら

(現代朗読協会主宰 水城ゆう)

【YouTube】5月の白楽ないと@ビッチェズ・ブリュー抜粋映像

2015年5月26日。

横浜・白楽のライブスポット〈ビッチェズ・ブリュー〉でおこなったライブの模様を、記録映像からごくかいつまんで抜粋しました。
 野々宮卯妙 朗読
 激団波兵 ボイスダンス
 山田みぞれ 朗読
 水城ゆう 朗読
映像はこちら(画像をクリックしてください)。
(現代朗読協会主宰 水城ゆう)

【Youtube】 野々宮自作朗読「うん★論」@ビッチェズ・ブリュー

2015年5月26日、横浜白楽の〈ビッチェズ・ブリュー〉でおこなわれたライブから、現代朗読の野々宮卯妙による朗読パフォーマンスのもようをお送りします。
テキストは野々宮のオリジナルで、5月5日に開催されたポエトリースラム・ジャパンでファイナルまで進出したパフォーマンスの再演です。

映像はこちら(画像をクリックしてください)。

次回の〈ビッチェズ・ブリュー〉ライブは6月29日(月)夜です。
激団波兵、野々宮卯妙、水城ゆうが出演します。
詳しくはこちら

(現代朗読協会主宰 水城ゆう)

【YouTube】5月の白楽ないと@ビッチェズ・ブリュー抜粋映像

2015年5月26日。

横浜・白楽のライブスポット〈ビッチェズ・ブリュー〉でおこなったライブの模様を、記録映像からごくかいつまんで抜粋しました。
 野々宮卯妙 朗読
 激団波兵 ボイスダンス
 山田みぞれ 朗読
 水城ゆう 朗読
映像はこちら(画像をクリックしてください)。
(現代朗読協会主宰 水城ゆう)

2015年6月7日日曜日

6月の「白楽ないと」ライブ@横浜白楽〈ビッチェズ・ブリュー〉(6.29)

横浜・白楽のジャズスポット〈ビッチェズ・ブリュー〉で、水城ゆうがさまざまなパフォーマーとコラボレートしておこなう即興ライブセッションのお知らせです。
2015年6月の開催は6月29日(月)となります。白楽BB~1

魅力的なゲストプレーヤーも参加予定です(調整中)。
どなたも気楽にお越しください。

◎日時 2015年6月29日(月)19:30開場/20:00開演
◎場所 横浜・白楽〈ビッチェズ・ブリュー〉
横浜市神奈川区西神奈川3-152-1 プリーメニシャン・オータ101
東急東横線・白楽駅下車 徒歩5分
◎ミュージックチャージ 2,000円(1ドリンク付)

予約先:ビッチェズ・ブリュー 電話:090-8343-5621 (杉田直通)
または現代朗読協会お問い合わせ・予約フォームからお問い合わせ内容を「公演・ライブご予約」を選び、メッセージ欄に「ビッチェズ・ブリュー」と明記してください。

(現代朗読協会主宰 水城ゆう)

「沈黙[朗読X音楽]瞑想」公演来場者の声(2015年5月) 」

先月5月20日夜に明大前〈キッド・アイラック・アート・ホール〉のギャラリー・スペースでおこなわれた公演「沈黙[朗読X音楽]瞑想」の来場者の声をご紹介します。
ちなみに、次回の公演は6月26日(金)夜です。
詳細はこちらIMG_1084

◎初めての参加です。途中きもちよくて、ウトウトしていましたが、ねているのとは少し違うかんかくでした。まっくらの中のピアノの音がとても気持ち良かったです。他の瞑想にもチャレンジした事があるのですが、どーも私は雑念が多く、なかなかクリアな感じがないのですが、今日はとてもきもちよくすごせました。ありがとうございました。

◎朗読が思っていたものと全く違い、言葉として認識していたのがいつの間にかただの音として聞こえた。個人的に雑念(ことば)が中々消えなかったが、聴覚になるべく集中していると、暗くても音への距離や振動音でホールの広さが感じられたりしてとても落ち着いた。特に朗読は新体験になったので、単純にすごく面白かった。

◎音や声を“体験”するということで、じっと耳をすまして音や声をきいていると、楽器の音と声が何となく呼応しあっているな、というのが分かりました。現代朗読さんのパフォーマンスは何度か観たことがありますが、改めて、すごく新鮮で不思議な体験でした。そして後半は、ずーっと暗闇の中でのピアノでしたが、僕は色んな想いを感じずにはいられませんでした。本当は静かに耳を澄ませて聞いているべきなんだろうけれど、ピアノをききながら暗闇をみていると、色々なことを感じずにはいられませんでした。とてもいい時間でした! また次の機会を楽しみにしています(^^)!

◎今日の朗読の一部では、少し色々な音に引っ張られる感じがしました。「粋」という言葉がそこここに出現するのだけれど、音に乗って、符牒のように飛び廻るばかりで正体がつかめない……。2部の瞑想部では、事前に見たパレスチナの少女の顔が少しチラついたが、戦場とは対照的に緑と水滴を含んだ空気の中を、浮遊しながら心落ち着く世界を喜んでいる気になりました。

◎もっとピアノの音を聴いていたかったです。暗闇で弾けることが不思議でした。朗読といろんな楽器の音が混ざっていくのがおもしろかったです。

◎頭の中でこりかたまっていたものを、ある意味、暴力的になぶられた感覚。言葉を「音」として知覚するのは新鮮でした。後半、暗やみの中、音に身を任せていると、風に吹かれる草原の中にいました。

◎今までは毎回下で聞いていたので、今回は上で聞いてみました。やっぱり音の響きが大分違いますね。そのせいか、音が身体に入って来る感じが早く感じられました。今回は身体と呼吸にも意識を向けてみました。身体の各パーツを出来るだけ細かに感じる様にしましたが、自分では出来ていたと思います。呼吸は、気を抜くと意外に浅くなっていたり、極端な時は呼吸が止まっていることに気づくこともありました。真っ暗な中、ピアノの音を頼りに空間を感じられた時に、なんだか不思議な幸福感を感じました。

◎声が言葉になったり、音になったり、発する側×聞く側の関係の中で移り変わって感じられるのが、面白かった。暗闇の中、やはり神経は、覚せいしていて、意味のあるコトバが次から次へと出てきてしまいます。水なる(?)のは、中々ムズカしいですね。何でも楽器になる! 楽しいです。。。

◎暗闇になった時に、天井の小さなあかりが出口のようでもあり、入り口のようでもあり、そこに望みをかけて呼吸していました。また、じっとしていることが難しくて、からだの中でずっと踊っていました。周りの方の張り詰めた空気が伝わってくると、だるまさんが転んだ状態で緊張が高まりました。久しぶりに水城さんの演奏、卯妙さんの朗読を体験しましたが、なんだかお二人とも軽やかな印象でした。草原でのどかにロバの背中に揺られてる、みたいな。

(現代朗読協会主宰 水城ゆう)

「沈黙[朗読X音楽]瞑想」公演来場者の声(2015年5月) 」

先月5月20日夜に明大前〈キッド・アイラック・アート・ホール〉のギャラリー・スペースでおこなわれた公演「沈黙[朗読X音楽]瞑想」の来場者の声をご紹介します。
ちなみに、次回の公演は6月26日(金)夜です。
詳細はこちらIMG_1084

◎初めての参加です。途中きもちよくて、ウトウトしていましたが、ねているのとは少し違うかんかくでした。まっくらの中のピアノの音がとても気持ち良かったです。他の瞑想にもチャレンジした事があるのですが、どーも私は雑念が多く、なかなかクリアな感じがないのですが、今日はとてもきもちよくすごせました。ありがとうございました。

◎朗読が思っていたものと全く違い、言葉として認識していたのがいつの間にかただの音として聞こえた。個人的に雑念(ことば)が中々消えなかったが、聴覚になるべく集中していると、暗くても音への距離や振動音でホールの広さが感じられたりしてとても落ち着いた。特に朗読は新体験になったので、単純にすごく面白かった。

◎音や声を“体験”するということで、じっと耳をすまして音や声をきいていると、楽器の音と声が何となく呼応しあっているな、というのが分かりました。現代朗読さんのパフォーマンスは何度か観たことがありますが、改めて、すごく新鮮で不思議な体験でした。そして後半は、ずーっと暗闇の中でのピアノでしたが、僕は色んな想いを感じずにはいられませんでした。本当は静かに耳を澄ませて聞いているべきなんだろうけれど、ピアノをききながら暗闇をみていると、色々なことを感じずにはいられませんでした。とてもいい時間でした! また次の機会を楽しみにしています(^^)!

◎今日の朗読の一部では、少し色々な音に引っ張られる感じがしました。「粋」という言葉がそこここに出現するのだけれど、音に乗って、符牒のように飛び廻るばかりで正体がつかめない……。2部の瞑想部では、事前に見たパレスチナの少女の顔が少しチラついたが、戦場とは対照的に緑と水滴を含んだ空気の中を、浮遊しながら心落ち着く世界を喜んでいる気になりました。

◎もっとピアノの音を聴いていたかったです。暗闇で弾けることが不思議でした。朗読といろんな楽器の音が混ざっていくのがおもしろかったです。

◎頭の中でこりかたまっていたものを、ある意味、暴力的になぶられた感覚。言葉を「音」として知覚するのは新鮮でした。後半、暗やみの中、音に身を任せていると、風に吹かれる草原の中にいました。

◎今までは毎回下で聞いていたので、今回は上で聞いてみました。やっぱり音の響きが大分違いますね。そのせいか、音が身体に入って来る感じが早く感じられました。今回は身体と呼吸にも意識を向けてみました。身体の各パーツを出来るだけ細かに感じる様にしましたが、自分では出来ていたと思います。呼吸は、気を抜くと意外に浅くなっていたり、極端な時は呼吸が止まっていることに気づくこともありました。真っ暗な中、ピアノの音を頼りに空間を感じられた時に、なんだか不思議な幸福感を感じました。

◎声が言葉になったり、音になったり、発する側×聞く側の関係の中で移り変わって感じられるのが、面白かった。暗闇の中、やはり神経は、覚せいしていて、意味のあるコトバが次から次へと出てきてしまいます。水なる(?)のは、中々ムズカしいですね。何でも楽器になる! 楽しいです。。。

◎暗闇になった時に、天井の小さなあかりが出口のようでもあり、入り口のようでもあり、そこに望みをかけて呼吸していました。また、じっとしていることが難しくて、からだの中でずっと踊っていました。周りの方の張り詰めた空気が伝わってくると、だるまさんが転んだ状態で緊張が高まりました。久しぶりに水城さんの演奏、卯妙さんの朗読を体験しましたが、なんだかお二人とも軽やかな印象でした。草原でのどかにロバの背中に揺られてる、みたいな。

(現代朗読協会主宰 水城ゆう)

2015年6月6日土曜日

朗読表現基礎コース全10回、2015年6月スタート

基礎コース1従来の朗読とはまったく異なったアプローチで驚きを呼んでいる「現代朗読」の考え方と方法を、全10回で基礎からじっくりと学ぶためのコースです。
体験ワークショップからさらに踏み込み、現代朗読の全体像を俯瞰しながら、具体的なプラクティスを多くおこないます。
現代朗読とは、技術や決まり事によってなにか決まった型のようなものを作りあげていくのではなく、意識的にせよ無意識的にせよ「ついやってしまっていること」を自覚し「やめていく」ことによって、本当の自分の表現を再発見していく方法です。
また、朗読とは「作者の代弁者」になることではなく、あるテキストを使って「自分自身を表現する」ことである、という考え方をとっています。
現代朗読を学びに来た皆さんが一様に口にすることばは「目からウロコ」です。
まずはやってみてください。自分が知らなかった自分自身を発見できるでしょう。
同時に朗読という表現行為の奥深さに驚くことでしょう。
つぎのような方におすすめです。
・まったく朗読をやったことはないが、これからなにか表現してみたいと思っている。
・朗読はある程度やったことはあるが、なんとなく物足りなさや違和感を覚えている。
・朗読活動をやっているが、いまいち壁を打ち破れなく困っている。
◎全10回のスケジュール
 6月6日、13日、20日
 7月4日、11、18日
 8月1日、8日、22日
 9月5日
 いずれも土曜日10時から12時半までの2時間半
◎開催場所 現代朗読協会・羽根木の家(京王井の頭線新代田駅徒歩2分)
    世田谷区羽根木1-20-17
※詳細とお申し込みはこちらから(クレジットカード使用可)。

2015年6月4日木曜日

オーディオブック収録製作コース、2015年6月スタート

現代朗読協会では公演やライブで活躍する朗読者(YouTube参照!)ばかりでなく、ハイクオリティなオーディオブックのリーダー(朗読者)も数多く輩出しています。
ただ正確にきれいに本の内容を伝達するだけの読み手ではなく、読み手自身の存在をも伝える表現作品としてのオーディオブック。
そういうものを読める朗読者を、現代朗読の方法で育成します。
読み手自身の表現作品としてのオーディオブックの収録にいたる道すじを、そのための知識、技術、トレーニング、実習を通じて、全10回でじっくりと学んでいただけるコースです。
◎オーディオブック収録コース全10回のスケジュール
 6月4日、11日、18日
 7月2日、9日、16日、23日
 8月6日、13日、20日
いずれも木曜日19:00〜21:30の2時間半。
※詳細とお申し込みはこちらから(クレジットカード使用可)。
全10回の内容
オーディオブック収録コースでは全教程を座学と実技の組み合わせで進めていきます。
動きやすい服装でご参加ください。
(1) オーディオブックとはなにか/収録・製作の要件/基礎トレーニングの方法
(2) 伝達と表現/オリジナリティについて
(3) テキストの扱い方/読解力を身につける
(4) 日本語発音の決まりごと/表現での決まりごとの扱いかた
(5) 共通語となまり/身体性と感受性を精査する
(6) セリフの扱い/キャラクターと自分自身
(7) オーディオブックという表現コンテンツ/収録実習
(8) 商業コンテンツとしての必要要件/技術的問題の克服
(9) 既成のコンテンツを越えて/次世代コンテンツを見据える
(10) オーディオブックリーダーという仕事/最終収録実習/講評
受講料 45,000円(教材費含む)/カード決済可(VISA・Master)
定員  10人(定員になりしだい締め切ります)
メイン講師:水城ゆう(みずき・ゆう)
作家、音楽家、朗読演出家。
NPO法人現代朗読協会代表。音読療法協会オーガナイザー。
京都でジャズトリオを率いてバンド活動、地元・福井県のラジオ、テレビ局で番組司会、構成作家等を務めた後、1986 年に徳間書店よりSF 冒険小説で小説家デビュー。
ピアノの即興演奏家としてカルメン・マキ、鈴木重子、酒井俊らと共演。番組制作者・現代朗読演出家として千人超の実演家の観察・指導の経験から音読療法を確立、セラピスト養成の傍ら学校・被災地・カフェ等で指導・サポートを行う。
小説のほか「共感的コミュニケーション」「音読療法の基礎」「音読・群読エチュード」「現代朗読考」「水城式ジャズの聴き方」など著書多数。