2010年4月25日日曜日

現代朗読一日講座:5月の開催(5月5日)

丸一日でみっちりと「現代朗読」の理念と基礎を学んでいただき、すぐ翌日から実践できるようにしようという講座です。
遠方のかたや継続して来れないかたのために、連休や土日に設定して、ほぼ毎月開催しています。初心者の方も、経験者の方も、あるいは朗読の指導をされている方も歓迎いたします。
何度も繰り返し受講することもできます。
こんなことをやります。

・現代朗読における発音・発声と呼吸、身体使いの解説および実践。
・朗読テキストの読解法の基礎と現代(コンテンポラリー)的展開方法。
・コミュニケーションとしての朗読体験。
・固めない、準備しない、たくらまない、柔軟で魅力的な朗読表現のためのプラクティス。
・朗読演出体験。それぞれの個性、特性に応じた表現のアドバイス。

〈一日講座募集内容〉
日時 2010年5月5日(水/こどもの日)10:00-17:00
場所 現代朗読協会「羽根木の家」
参加費 10,000円(税・教材費込み)
参加資格 いっさいありません。

※身体的・精神的に気がかりのある方は遠慮なくご相談ください。
※猫の苦手な方、猫アレルギーの方はご相談ください。
「ムイ」という名の看板娘ネコがおります。

※詳細とお申し込みはこちら

現代朗読協会の講座/ワークショップの一部やライブの記録映像をYouTubeでご覧いただけます。
こちら


前回4月18日に行なわれた一日講座の参加者の声を、一部紹介します。

◎まさに目からウロコが落ちる! という感じでした。/色々な気づきがあって、今後、楽しく朗読のお勉強が出来そうです。/一つの作品との向き合い方、どれほど大切かを実感しました。又、向き合う時は一人ではなく仲間とコミュニケーションをとりながら、作るという事も必要だと思いました。/また伺わせて頂きます。どうも有難うございました。

◎参加して本当に良かったと思います。今まで、自分が考えてきたことや、養成所で教わってきたことなど、色々ありますが、しがらみになっている事は、一旦置いておいて、もう一度、自分自身を見直してみたいと思います。ぜひ、今後、本格的に参加したいです。

◎色々と新しい体験ができました。/自由に表現することの恐れを感じました。/テキストが偉く見えました。/楽譜とテキスト、朗読と歌の類似性は、眼からウロコでした。/声をとにかく出してみようとも思いました。/何をきっかけにこういった会を始めたのかもっと聞いてみたかったです。/テキストを選ぶ基準はあるのでしょうか。やりがいのある文章とかあるのでしょうか。/もっとニュートラルに受信することを常日頃から考えようと思いました!!

◎何の経験もなく、友人の紹介で一日講座を受けさせて頂きましたが、自分なりに楽しむことが出来ました。思っていたより、日頃の声より自分の声も弱く、声や意識の通りが思うようにできませんでしたが、表現の自由を教えて頂きもっと豊かに読み語れるようになれたらいいなと思いました。ありがとうございました。

◎一日講座は2回めの受講ですが、ほぼ同じ内容ですが、中身が深いので、何回聞いても、学ぶところがあるような気がする。「今の自分を大切に!!」が、今日一番の収穫でありました!

2010年4月24日土曜日

Ustreamでワークショップ中継中

「朗読はライブだ!」ワークショップの第四期の初回の模様をUstreamでお送りします。講師の水城雄(YuuMizuki)のUstIDから14時ごろからお送りします。URLはこちら。http://ustre.am/9017

2010年4月21日水曜日

どこへでも「現代朗読」を持ってお邪魔しますよ

 先日の現代朗読一日講座(http://www.roudoku.org/ws/ws_1day.html)の参加者に、茨城からお越しの方がおられた。
 一日講座や体験ワークショップにはけっこう遠方から来られる方が多い。これまでにも名古屋、三重、岐阜、滋賀、静岡、石川、富山、新潟といった中部地方を中心に、関西、四国、そして東北、北海道からの方も来られている。茨城がとくに遠いというわけでもない。
 こういった方はほとんどがネットを検索し、現代朗読協会のホームページを読み、ときには私のBLOGやYouTube映像をご覧になって、申しこんで来られるのだ。
 なにしろ遠方からのお越しである。参加費のほかに交通費や、場合によっては宿泊費も必要になるだろう。それだけの時間と費用をかけてわざわざお越しになるのだから、それなりの強い動機がある。

 多くの方が、地方ゆえの、学ぶ機会の少なさを理由にあげる。地方でもカルチャーセンターや自治体、放送局が主催する朗読教室はある。が、それらのいずれもほとんどが、私のいうところの「従来型」の朗読教室なのだ。
 私がいう「従来型」というのは、昭和以降、とくに戦後のラジオやテレビなどのマスコミ媒体で職業的に活躍しはじめたアナウンサー、ナレーター、声優、放送作家、といった人たちが教師となっておこなっている朗読指導の場のことだ。もしくはその方たちに指導を受けた孫請けの指導者による教室のことだ。
 これらの多くが実演者による「経験則」に基づいた指導が中心になっているのに対し、現代朗読協会では「コンテンポラリー」な「表現」についての、多ジャンルを横断的に参照しながらの、経験や伝統にのっとらない理論と実践によるゼロからの朗読表現をおこなっている。
 従来型の、日本語発音がどうの、滑舌がどうの、美しくなめらかな発声がどうの、作品の内容を正しく伝えるための抑制された表現がどうの、といった指導内容に物足りなさや違和感を覚えている人が、現代朗読協会のホームページを読んでなにかビビッと来るものを感じ、遠路はるばるやってくるということらしい。
 とくに地方でなくても、東京でも事情は似たようなものだと思うけれど。

 現代朗読協会でやっていることは、一見、表面的には従来型の朗読とあまり変わらないように見えることがある。げんに多くの朗読指導者の方が、
「結局は私たちとおなじことをやっているんですね」
 という感想を持たれる。とくに、コミュニケーションとしての表現をめざしていること、表現者とオーディエンスとの共感の場を作ることが目的であること、などを説明すると、表面的に「おなじことをやっている」というふうに受け取られることが多い。
 実際にはまったく違う。出発点が違う。トラディショナルもしくはそれですらない「芸能」と、コンテンポラリー表現の違いなのだが、これはなかなか言葉で説明しつくすのは難しい。深く理解してもらうことも難しい。
 だから私はこのように、毎日こつこつと、実演者はもとより、オーディエンスの側にもなんとか私たちが目指している「現代の」「いまの私たちのあるがままの共感としての」表現の場について理解してもらいたいと、しつこく言葉をつらねつづけているのである。

 話がずれた。こんなことを書きたかったのではなかった。
 地方はもとより、東京近辺においても、もし「現代朗読について知りたい、やってみたい」という人がいたら、どうぞ気軽に声をかけてほしい、ということだ。
 先日の茨城の人も、何人か集まって勉強会をやっているという。そのなかで彼女がひとり代表となり、一日講座に現代朗読のエッセンスを学びにきたのだという。彼女が持ちかえったエッセンスはお仲間の皆さんにいくらかでも伝わっただろうか。もしそうだとしたらこんなにうれしいことはない。
 それより、皆さんの集まりの場に私を気楽に呼んでくれればいいと思うのだ。茨城くらい近いものである。
 茨城でなくても、北海道でも九州でも、あるいは練馬でも、私はどこへでもお邪魔する用意がある。ひとえに、現代朗読のエッセンスについて、なるべく誤解なく、深く理解していただき、だれもにその方法を応用して自由で生き生きした表現活動を明日からでもやっていただきたいからだ。

ロードクセッション「げろきょでないと Vol.13」のお知らせ(5/18)

 即興演奏と驚きのロードクパフォーマンスを展開し、音楽ライブを凌駕するほどのスリリングなライブ展開をおこなっている「げろきょ」こと現代朗読協会(http://www.roudoku.org)が提供している驚きと共感の一夜。
 第13弾のお知らせです。
 現代朗読体験もおこないます。飛び入り歓迎です。体験希望の方はテキストをお持ちください。また、演奏や歌での参加も歓迎します。「こまかいこと」は現地で相談、です。そもそも「こまかいこと」をいわない自由なライブです。
 途中入りや途中抜けも大丈夫です。お仕事やご予定に合わせておいでください。

◎日時 2010年5月18日(火) 20:00-22:00
◎場所 中野Pignose(中野区新井1-14-16)
◎料金 ミュージックチャージ 1,500円ほか飲食代

※このライブの模様は随時、YouTubeにUPしています。「pignose 現代朗読協会」というキーワードでクロス検索してみてください。

2010年4月19日月曜日

5月の「現代朗読を体験しよう」ワークショップ

毎月、第一土曜日に開催している「現代朗読を体験しよう」ワークショップが、5月1日にもおこなわれます。
前回4月の体験ワークショップは、代々木公園での平和イベント〈Spring Love〉における出展ブース内でおこない、いろいろな方においでいただきました。その折には「祈る人」プロジェクトにも多くの人に参加していただき、現在そのビデオクリップを編集中です。

5月の体験ワークショップは、通常どおり、羽根木の家での開催となります。コンテンポラリーアートとしての朗読表現から、家庭や学校での読み聞かせまで応用できる話題の「現代朗読」という方法を実際に体験できるよい機会ですので、興味がある方はぜひ気軽に参加してみてください。
まったく朗読や表現活動の経験がない方でも大丈夫です。この日からあなたも表現者になるでしょう。

◎日時 2010年5月1日(土)10:00~13:00
◎場所 現代朗読協会・羽根木の家(京王井の頭線新代田駅徒歩2分)
◎参加費 2,000円

※猫の苦手な方、猫アレルギーの方はご相談ください。
「ムイ」という名の看板娘ネコがおります。

詳細とお申し込みはこちらから。

明日は「げろきょでないと」第12弾@中野ピグノーズ

 中野ピグノーズでの現代朗読協会の公式定例ライブ「げろきょでないと」も、明日で12回めを迎える。
 体調はまだ完全とはいえないが、前回よりはそうとうまし。
 そして明日は、菊地裕貴が初参加。
 菊地裕貴は現役の芸大生パフォーマーで、先月 plan-B でおこなわれた「沈黙の朗読」のオープニングアクトで女子高校生の制服を着て三輪車をこいで出てきた姿は記憶に新しい。まあ、明日は普通の格好だとは思うが。

 というわけで、皆さんのご来場をお待ちしております。

◎日時 2010年4月20日(火) 20:00-22:00
◎場所 中野Pignose(中野区新井1-14-16)
◎料金 ミュージックチャージ 1,500円ほか飲食代

※このライブの模様は随時、YouTubeにUPしています。「pignose 現代朗読協会」というキーワードでクロス検索してみてください。

2010年4月1日木曜日

いよいよ〈SPRING LOVE 〜春風〜〉遊びに来てください

 あちこちで宣伝されてますが、あさって4月3日と4日の二日間、代々木公園で平和イベント〈SPRING LOVE ~春風~〉が開催されます。
 ここに現代朗読協会もブースを出展します。

 なにをやるのかって?
・ミニ朗読ライブ
・ミニ体験ワークショップ
・みんなで読もう/作ろう/祈ろう「祈る人」
・みんなの朗読力テスト(笑)

 ほかに朗読CDやDVDはもちろん、ゼミ生が作ったかわいいポストカードなどの物販もあります。
 ブースに居座っているだけでなく、告知のために会場内を練り歩く「イマカラロードク」という企画もあります。
 NVCの紹介もやってます。
 どんな人でもかならずなにか楽しんでいただけるようになってますので、皆さん、ぜひ、げろきょのブースまで遊びに来てくださいね。NPO/NGOのコーナーのどこかにいるはずです。

◎日時 2010年4月3日(土)13:00-20:00/4月4日(日)12:00-19:30
◎場所 代々木公園野外ステージ及びその周辺
◎入場無料

・主催:SPRING LOVE実行委員会  
・後援:環境省、渋谷区  
・関連イベント:アースデイ東京2010

☆協力:A SEED JAPAN、株式会社ソーラー、Peace Not War Japan、TEAM
 『SPRING LOVE~春風~ 』実行委員会