2015年11月29日日曜日

11月29日:次世代作家養成塾「構成・プロットの立て方/そのエチュード」

テキスト表現ゼミテキスト(文章/文字)を使った自己表現を研究するための講座です。
単発参加やオンライン受講もできます。
扱うテキストは小説、随筆、詩、シナリオ、評論、ブログ記事、メール、ツイッター、フェイスブックメッセージなど、ジャンルを問いません。
随時、魅力的な作品が集まりしだい、機関誌『HiYoMeKi』に参加者の作品が掲載されます。
◎日時 2015年11月29日(日)18:00〜21:00
◎場所 現代朗読協会「羽根木の家」
(京王井の頭線新代田駅徒歩2分)
世田谷区羽根木1-20-17
◎受講料 1回4,000円/カード決済可(VISA・Master)
◎定員  10人(定員になりしだい締め切ります)
◎必要なもの 筆記用具やラップトップ、自分が書いたテキスト
◎この回のテーマ
「構成・プロットの立て方/そのエチュード」
※その他の詳細とお申し込みはこちらから(クレジットカード使用可)。
◎直近の開催スケジュール
2015年11月8日(日)、15日(日)、29日(日)
いずれも18:00〜21:00の3時間。

11月29日:羽根木韓氏意拳初級講習会

羽根木韓氏意拳現代朗読協会「羽根木の家」での内田秀樹準教練による韓氏意拳の体験&初級講習会、2015年11月のお知らせです。
韓氏意拳は自分の身体に注目し、身体の聲(こえ)に耳を傾ける稽古を主としているので、痛い思いをするようなことはまったくありません。
運動や武術の経験のない方、女性の方も多く、性別、また年齢を問わず、取りくみやすい内容になっています。
世話人である水城自身も、演出指導、ピアノ演奏、そして実生活面など多くの局面で、自分の身体にたいする意識が大きく変化しました。
演奏家としてもともと身体意識は人並み以上にあるつもりでしたが、韓氏意拳がもたらす身体意識の緻密さと深さは他の武術やボディーワークとはまったく異なる質を持っています。
演奏家、舞踏家、パフォーマーといった方にもおすすめの内容です。
● 講師からのひとこと
私達の身体には自然な働きがありますが、その自然さは複雑で捉え難いものです。
そこでまずは自身に注目し、様々な運動を通じて私たちの身体に宿る自然を見つけていくというのが韓氏意拳の試みです。
武術というと厳しいイメージがありますが、意拳の練習は手を挙げる、寄せる、振るといったとても簡素な練習が主なので運動経験、武術経験のない方でも大丈夫です。
稽古に取り組んでいる方には教育、芸術、音楽などの関係者も多く、みなに得る所があるのも意拳の特徴のようです。
幅広い層の方のご参加をお待ちしています。
羽根木韓氏意拳◎日程 2015年11月29日(日)
13:00〜15:30 午後第1部(初級教程・体験可)
16:00〜18:30 午後第2部(初級教程・会員クラス)
◎参加費 1クラス3,500円、2クラス6,500円
(講習会費、会場費、講師交通費を含む)
◎場所 東京世田谷「羽根木の家」(京王井の頭線新代田駅徒歩2分)
世田谷区羽根木1-20-17
※初級講習会の申し込みはこちら
◎持物 動きやすい服装・筆記用具・メモ
◎定員 各回8名(定員になりしだい締切らせていただきます)
※韓氏意拳の紹介はこちら
内田秀樹● 講師プロフィール
内田秀樹(うちだひでき)
韓氏意拳 創始人 韓競辰及び日本韓氏意拳学会公認 初級準教練。
2007年より韓氏意拳を学び始め、韓競辰、光岡英稔、駒井雅和、鹿間裕行より指導を受ける。
2008年より埼玉分館 世話人補佐を務め、2013年4月より教練養成課程に入る。
現在、東京分館、埼玉分館で指導活動中。東京都で呉服屋を営む。

2015年11月21日土曜日

11月21日:朗読体験講座@羽根木の家

朗読体験講座現代朗読協会の朗読体験講座、2015年11月のお知らせです。
まったく朗読をやったことがない/ちょっとやってみたいと思っている人や、すでに経験はあるけれど朗読表現に行き詰まりを感じているような方のためにおこなう、ワークショップ形式の体験講座です。
◎日時 2015年11月21日(土) 10:00〜12:00
◎場所 東京世田谷「羽根木の家」(京王井の頭線新代田駅徒歩2分)
    世田谷区羽根木1-20-17
◎参加費 2,000円
※詳細とお申し込みはこちらから。
◎こんなことをやります
現代朗読というあたらしい表現を理解するために、実際に身体を動かしたり声を出したりして体験していただきます。
毎回、下のようなプログラムからいくつかをピックアップしてご紹介する予定です。
・朗読のための声と身体の準備。
・朗読するときに起こっているさまざまなことの理解。
・朗読のためのテキストの扱い方、読み方と、朗読実践。
・柔軟でとらわれない表現をおこなうためのヒント。

2015年11月14日土曜日

11月14日:次世代作家養成塾「比喩とディテール」

テキスト表現ゼミテキスト(文章/文字)を使った自己表現を研究するための講座です。
単発参加やオンライン受講もできます。
扱うテキストは小説、随筆、詩、シナリオ、評論、ブログ記事、メール、ツイッター、フェイスブックメッセージなど、ジャンルを問いません。
随時、魅力的な作品が集まりしだい、機関誌『HiYoMeKi』に参加者の作品が掲載されます。
◎日時 2015年11月14日(土)18:00〜21:00
◎場所 現代朗読協会「羽根木の家」
(京王井の頭線新代田駅徒歩2分)
世田谷区羽根木1-20-17
◎受講料 1回4,000円/カード決済可(VISA・Master)
◎定員  10人(定員になりしだい締め切ります)
◎必要なもの 筆記用具やラップトップ、自分が書いたテキスト
◎この回のテーマ
「比喩とディテール」
※その他の詳細とお申し込みはこちらから(クレジットカード使用可)。
◎直近の開催スケジュール
2015年10月24日、11月7日、14日
いずれも日曜日18:00〜21:00の3時間。

11月14日:朗読表現基礎ゼミ「リズム感/音程感/朗読と音楽/セッション朗読」

現代朗読ゼミ従来の朗読とはまったく異なったアプローチで驚きを呼んでいる「現代朗読」の考え方と方法を学ぶための講座です。
単発参加も可能です。
体験講座からさらに踏み込み、現代朗読の全体像を俯瞰しながら、具体的なプラクティスを毎回おこないます。
◎日時 2015年11月14日(土)10:00〜12:30
◎場所 現代朗読協会「羽根木の家」
(京王井の頭線新代田駅徒歩2分)
    世田谷区羽根木1-20-17
◎受講料 1回3,000円/カード決済可(VISA・Master)
◎定員  10人(定員になりしだい締め切ります)
◎必要なもの 筆記用具、動きやすい服装
◎この回のテーマ
「リズム感/音程感/朗読と音楽/セッション朗読」
※その他詳細とお申し込みはこちらから(クレジットカード使用可)。
◎直近の開催スケジュール
 2015年10月17日、24日、11月14日
 いずれも土曜日10時から12時半までの2時間半

2015年11月8日日曜日

墨田区の小学校で音読授業をおこなってきた

IMG_1364昨日は午前中に墨田区立第三寺島小学校まで行って音読授業をおこなってきた。
メンバーは音読療法士の野々宮卯妙と音読トレーナーの松原あけみ、そして私(←無資格)。
対象は一年生二クラス、計45名。

現代朗読協会は縁があって墨田区の教育支援ネットワークの協力団体として登録していて、年に何回かこのような出張授業の依頼がある。
子どもたちと関われるのはとても楽しい。
内容はどちらかというと、現代朗読というより音読療法のもので、昨日もおこなったのは聴覚覚醒のためのサウンド・エデュケーションのプログラムと、声と身体を使った音読エチュード。

いやー、かわいかったなー、楽しかったなー。
もらえた時間が一時限だけだったので、あっという間にすぎてしまって、もっともっとやっていたかった。
子どもたちもとっても元気で、先生方は大変そうだったが、鼓膜が破れるかと思うくらいの元気な声が聞けて私はうれしかった。

数年前まで世田谷区内の小中学校にもワークショップやミニ公演に行く機会が多かったのだが、これは世田谷文学館との共同プログラムとしておこなっていた。
最近、声がかからなくなったのでちょっと寂しい。
せっかく世田谷区に活動拠点があるので、墨田区のように世田谷区とも教育支援の協力関係を持ちたいのだが、世田谷区にもそのようなプログラムはあるのだろうか。
どなたかご存知の方がいたら教えてください。

2015年11月7日土曜日

11月7日:次世代作家養成塾「読解・作品分析法/文体・ストーリー・その他テキスト評価の詳細」

テキスト表現ゼミテキスト(文章/文字)を使った自己表現を研究するための講座です。
単発参加やオンライン受講もできます。
扱うテキストは小説、随筆、詩、シナリオ、評論、ブログ記事、メール、ツイッター、フェイスブックメッセージなど、ジャンルを問いません。
随時、魅力的な作品が集まりしだい、機関誌『HiYoMeKi』に参加者の作品が掲載されます。
◎日時 2015年11月7日(土)18:00〜21:00
◎場所 現代朗読協会「羽根木の家」
(京王井の頭線新代田駅徒歩2分)
世田谷区羽根木1-20-17
◎受講料 1回4,000円/カード決済可(VISA・Master)
◎定員  10人(定員になりしだい締め切ります)
◎必要なもの 筆記用具やラップトップ、自分が書いたテキスト
◎この回のテーマ
「読解・作品分析法/文体・ストーリー・その他テキスト評価の詳細」
※その他の詳細とお申し込みはこちらから(クレジットカード使用可)。
◎直近の開催スケジュール
2015年17日、24日、11月7日
いずれも日曜日18:00〜21:00の3時間。

2015年11月5日木曜日

オーディオブック収録製作コース、2015年11月スタート

ABReader現代朗読協会では公演やライブで活躍する朗読者(YouTube参照!)ばかりでなく、ハイクオリティなオーディオブックのリーダー(朗読者)も数多く輩出しています。
ただ正確にきれいに本の内容を伝達するだけの読み手ではなく、読み手自身の存在をも伝える表現作品としてのオーディオブック。
そういうものを読める朗読者を、現代朗読の方法で育成します。
読み手自身の表現作品としてのオーディオブックの収録にいたる道すじを、そのための知識、技術、トレーニング、実習を通じて、全10回でじっくりと学んでいただけるコースです。
◎オーディオブック収録コース全10回のスケジュール
2015年11月5日、12日、19日
12月3日、10日、17日、24日
2016年1月7日、14日、21日
いずれも木曜日19:00〜21:30の2時間半。
※詳細とお申し込みはこちらから(クレジットカード使用可)。
全10回の内容
オーディオブック収録コースでは全教程を座学と実技の組み合わせで進めていきます。
動きやすい服装でご参加ください。
(1) オーディオブックとはなにか/収録・製作の要件/基礎トレーニングの方法
(2) 伝達と表現/オリジナリティについて
(3) テキストの扱い方/読解力を身につける
(4) 日本語発音の決まりごと/表現での決まりごとの扱いかた
(5) 共通語となまり/身体性と感受性を精査する
(6) セリフの扱い/キャラクターと自分自身
(7) オーディオブックという表現コンテンツ/収録実習
(8) 商業コンテンツとしての必要要件/技術的問題の克服
(9) 既成のコンテンツを越えて/次世代コンテンツを見据える
(10) オーディオブックリーダーという仕事/最終収録実習/講評
受講料 45,000円(教材費含む)/カード決済可(VISA・Master)
定員  10人(定員になりしだい締め切ります)
メイン講師:水城ゆう(みずき・ゆう)
作家、音楽家、朗読演出家。
NPO法人現代朗読協会代表。音読療法協会オーガナイザー。
京都でジャズトリオを率いてバンド活動、地元・福井県のラジオ、テレビ局で番組司会、構成作家等を務めた後、1986 年に徳間書店よりSF 冒険小説で小説家デビュー。
ピアノの即興演奏家としてカルメン・マキ、鈴木重子、酒井俊らと共演。番組制作者・現代朗読演出家として千人超の実演家の観察・指導の経験から音読療法を確立、セラピスト養成の傍ら学校・被災地・カフェ等で指導・サポートを行う。
小説のほか「共感的コミュニケーション」「音読療法の基礎」「音読・群読エチュード」「現代朗読考」「水城式ジャズの聴き方」など著書多数。

2015年11月の体験参加できるイベント

現代朗読ゼミ現代朗読協会ではゼミや講座など、どなたでも気楽に体験参加ができるように窓を開いています。
「現代朗読っていうけどふつうの朗読とどう違うんだろう」
「とりあえずなにか表現に挑戦してみたいんだけど」
「なんか怪しい感じなんだけど大丈夫だろうか」
といった声にお応えするものです。
以下に、2015年11月の体験参加可能なイベントをリストアップします。
ご都合のよいものを選んで、申し込みページからご予約ください。
5日(木)
10:30-12:30 げろきょゼミ
19:00-21:30 オーディオブック収録製作コース(10)
7日(土)
15:00-17:00 げろきょゼミ
18:00-21:00 次世代作家養成塾
12日(木)
10:30-12:30 げろきょゼミ
19:00-21:30 オーディオブック収録製作コース(1)
14日(土)
10:00-12:30 朗読表現基礎ゼミ
15:00-17:00 げろきょゼミ
18:00-21:00 次世代作家養成塾
18日(水)
19:00-22:00 四茶げろきょオープンマイク@三軒茶屋
19日(木)
10:30-12:30 げろきょゼミ
19:00-21:30 オーディオブック収録製作コース(2)
29日(日)
13:00-15:30 韓氏意拳初級体験講習会
18:00-21:00 次世代作家養成塾
※詳細とお申し込みはこちらから。
※10月中の体験参加できるイベントはこちら

2015年11月2日月曜日

10月の「沈黙瞑想」の来場者感想より

IMG_4685先月10月28日におこなった「沈黙[朗読X音楽]瞑想」公演にご来場いただいた方の感想を、一部抜粋して紹介させていただきます。
写真もスケッチ感想としていただいたものです。

なお、次回の公演は12月11日(金)夜の予定です。
詳細と申し込みはこちらからどうぞ。

◎こうした朗読の会は初体験でしたが、(静かな)驚き!!! こういうアートもあるんですね! 野々宮さんの朗読、声の表現、情感、本当に素晴らしいです。すっぽりとその世界に入り込んでしまいました。「待っている」にあれだけの表現があるなんて、「待っている」の数だけ違う情景が見えました。ずーっと眠る寸前のまどろみの中にいるような感覚で聞いていました。ピアノの音も曲も素敵でした。あの曲、好きです! 本当に素晴らしかったです!!!

◎すっぽり浸かっていた。もっと長い時間つかっていたかった。何だかんだ言葉が出てきていた気がするが、よく覚えていない。たしかにおふろにつかっていた後のような少しの疲れを感じる。体と声と音のコラボレーション? というものをこういう形で初めて体感して、これを感想として表現する術さえもっていない自分を思っている。のが、今の自分。

◎暗闇の中で、体の芯がたたかれるような気持ちでピアノが聞こえてきました。なかなか最近は真暗の状態がないですよね。真暗になってからやっと体の中が波うっている感じに気が付きました。

◎音にあこがれているものですから、音のみのアプローチというものへの挑戦をしてみたいと思ってみたり、みなかったり。難しさを感じてしまうのです。表現者・芸事をやっておりますと、どうしても色々と考えてしまうのです。このふとももで書いているこの文字達も気になってしまう次第です。とにもかくにも、目を使わなくてよいという、表現のあり方に、あこがれる思いがコンコンと湧いております。音の深み、繊細さを、また探り入りたいと……いい刺激となりました。

◎この日ギャラリー内は、珍しく展示作品が無く、朗読者とピアニストと観客の距離が、より短く感じました。朗読が始まると、言葉の力でギャラリー内に厚い氷と肺の中まで凍りつきそうな感覚に陥りました。個人的に、前半のテキストのイメージにひっぱられながら、一瞬、ここではないどこかに飛んでいってしまいそうでした。
朗読が徐々に消え入り、室内の灯りが全て落とされると、いっせいに屋外のあらゆる音が耳によりはっきりと聴こえてきます。それにピアノが加わり、壁にぶつかりはね返る音が雨のように ぱら ぱら ぱら ぱら と降ってきました。闇に光がさした瞬間、私たちの足元にはたくさんのいろいろな粒が転がっているのかもしれません。そういうものごとを見逃さない、というよりは、気づける日々でありたいなと感じたひとときでした。何か特別に「すごい」ことが起きるわけではありません。ただそこにいるという現象がこの朗読×音楽なのではないかと思います。