2011年9月23日金曜日

「木を植えた人」の朗読公演とワークショップ開催のお知らせ

1999年に始まった舞台俳優・榊原忠美氏による朗読公演「木を植えた人」は、全国で聴かれつづけ、まもなく300回を迎えようとしています。
現代朗読協会では会友でもある榊原氏に「おくのほそ道異聞」「沈黙の朗読」「初恋」をはじめ、さまざまな公演への協力をあおいできました。「木を植えた人」も過去に2度、協会主催で開催しています。
おなじ演目でも毎回違う発見と衝撃を与える榊原氏は、紛うことなく、現代日本における最高峰の朗読家といえるでしょう。放送技術に偏りがちな日本の一般的な朗読状況にあって、自由で楽しく、そして心を打つ現代朗読の存在を、築76年の緑溢れる羽根木の家で皆様に実感していただきたいと願っています。

◎日時 2011年9月23日(金/秋分の日) 19:30開場/20:00開演
◎会場 現代朗読協会「羽根木の家」世田谷区羽根木1-20-17
◎料金 2,000円

※予約・問い合わせは現代朗読協会

朗読 榊原忠美(さかきばらただよし)
音楽 水城ゆう
制作「木を植えた人」プロジェクト
演出・照明 杪谷直仁(ほえたになおひと)

公演翌日に榊原・杪谷・水城の3人によるトーク&身にワークショップ「朗読の身体・演劇の声」を開催します。
こちらも合わせてご覧ください。

◎日時 2011年9月24日(土) 10:00〜13:00
◎会場 現代朗読協会「羽根木の家」世田谷区羽根木1-20-17
◎料金 4,000円(公演+WSセット券 5,000円)

※予約・問い合わせは現代朗読協会

2011年9月20日火曜日

現代朗読協会9月のヨガ講座のお知らせ

好評につき、第三弾を講師の田中智さんにお願いしました。

朗読は言葉と声を使う表現です。
言葉と声は呼吸や姿勢に深く影響され、また身体全体への意識は朗読そのものの表現クオリティを左右します。当然、心理も表現に影響を与えます。
このようなことから、現代朗読では「朗読は身体表現である」という考え方をしています。
朗読者がわきまえておきたい身体技法はいろいろありますが、なかでもヨガはとても有効なものです。
現代朗読協会でこのような講座を開催できることは、大きな喜びです。

◎日時 2011年9月20日(火)19:00〜21:00
◎場所 現代朗読協会「羽根木の家」(京王井の頭線新代田駅徒歩2分)
◎参加費 一般 4,000円/会員 3,000円

※お申込み/お問い合わせはこちら
備考欄に講座名「ヨガ講座」と希望日をご記入ください。

講師の田中智氏は、古典ヨーガ/ハタ・ヨーガの達人で、ポーズだけでなく呼吸法、瞑想法、思想体系にいたるまでわかりやすく教えてくれます。
古典に忠実なヨーガの実践によって、心と体、さらに精神(意識)を統合的に調和する原理・技法を追求している人です。

田中智氏のサイトはこちら

2011年9月19日月曜日

9月の現代朗読体験講座お知らせ

現代朗読協会の朗読体験講座、9月のお知らせです。
まったく朗読をやったことがない/ちょっとやってみたいと思っている人や、すでに経験はあるけれど朗読表現に行き詰まりを感じているような方のためにおこなう、ワークショップ形式の体験講座です。

◎日時 2011年9月19(月/敬老の日)13:00~15:00
◎場所 現代朗読協会・羽根木の家(京王井の頭線新代田駅徒歩2分)
◎参加費 2,000円

※詳細とお申し込みはこちらから。
⇒ http://www.roudoku.org/ws/ws_taiken.html

◎こんなことをやります
現代朗読というあたらしい表現を理解するために、実際に身体を動かしたり声を出したりして体験していただきます。
毎回、下のようなプログラムからいくつかをピックアップしてご紹介する予定です。

・朗読のための声と身体の準備。
・朗読するときに起こっているさまざまなことの理解。
・朗読のためのテキストの扱い方、読み方と、朗読実践。
・柔軟でとらわれない表現をおこなうためのヒント。

それぞれ15:00からは「朗読体験講座ネクスト」も開催されます(15:00~17:00)。
上記のような内容をさらに深め、実践する内容で、できれば通して受けていただくことをおすすめします。
都合の悪い方は、後日「ネクスト」のみあらためて受講することも可能です。
体験講座を受講された方はプラス1,000円で参加できます。

※詳細とお申し込みはこちらから。

今月参加された方の感想を、いくつか抜粋して紹介します。

◎今日は楽しかったです。以前お芝居をしていたときのことを思い出しながら、余計なことを考えずに「自分がどう感じているか」ということに集中する時間をもてたのが有意義でした。
人(他人)の声をききながら、自分から外へメッセージを発する、ということは、身体をリラックスさせればできることなのかな、と前向きになれました。私はどうも「人の声をきく」ことと、情報を自分から発することを同時に行なえないので(今日教えていただいたことを踏まえて)日常でもできるように訓練してみたいと思います。

◎自分以外に目(耳)をむけることで自分が開く、というのが新鮮でした。ライフワークとして朗読(のための訓練)を続けたいと思います。

◎昔、受けた対面朗読の講座とはまったく違っていて、自分を表現するというのはどういうことだろうとすごく考えています。感じることが苦手で、頭で考えてばかりいるので、もっと感性を高めて、自分なりの表現をできるようになりたいと思いました。

◎朗読をすることは、作者の意図をヒトに伝えるのではなく、自分を表現するのだという考え方に共感しました。私が朗読に対して持っていた考え方は間違っていなかったと確認することができました。また、「感性」を鍛える重要性は、私にまさに必要なものだと認識できたのもかなりの収穫でした。私は、集中すると周りの音をシャットアウトして物事に打ち込めるという特技?があるましたが、一方で、何かに集中すると何を言われてもきこえないという欠点でもありました。表現力を磨くためにも、今後は聴覚を鍛えて、また違う自分を見つけていきたいと思います。今回の講座は重要な足がかりにすることができました。ありがとうございました。

2011年9月10日土曜日

次期の現代朗読基礎講座が9月10日にスタートします

次期「現代朗読基礎講座」(全6回)が、9月10日(土)からスタートします。

◎日時 2011年9月10日、24日、10月8日、22日、11月5日、19日
すべて土曜日、10:00~13:00
◎場所 現代朗読協会・羽根木の家(京王井の頭線新代田駅徒歩2分)
◎参加費 22,000円(教材費含む)

「まったくの初心者だけど、朗読やってみたい!でも放送技術を習いたいわけじゃない」
「習ってたけど、だんだんつまらなくなってやめてしまった。でもほんとは読みたい」
「朗読会にも出ているが、なんとなく今のやり方は違う気がする」
と思っていたみなさんに自信を持ってオススメします!

「目からウロコ」の現代朗読の考え方&方法を、教材を用いながら基礎からじっくり学べます。
教材「音読・群読エチュード」(ラピュータ刊/1890円)

学校の先生や、教室などを開いて朗読指導をしている方も、楽しい学びの場を作るために「基礎講座」受講をお勧めします。

※詳細とお申し込みはこちらから。