丸一日でみっちりと「現代朗読」の理念と基礎を学んでいただき、すぐ翌日から実践できるようにしようという講座です。
遠方のかたや継続して来れないかたのために、連休や土日に設定して、ほぼ毎月開催しています。初心者の方も、経験者の方も、あるいは朗読の指導をされている方も歓迎いたします。
何度も繰り返し受講することもできます。
こんなことをやります。
・現代朗読における発音・発声と呼吸、身体使いの解説および実践。
・朗読テキストの読解法の基礎と現代(コンテンポラリー)的展開方法。
・コミュニケーションとしての朗読体験。
・固めない、準備しない、たくらまない、柔軟で魅力的な朗読表現のためのプラクティス。
・朗読演出体験。それぞれの個性、特性に応じた表現のアドバイス。
〈一日講座募集内容〉
日時 2010年5月30日(日)10:00-17:00
場所 現代朗読協会「羽根木の家」
参加費 10,000円(税・教材費込み)
参加資格 いっさいありません。
※身体的・精神的に気がかりのある方は遠慮なくご相談ください。
※猫の苦手な方、猫アレルギーの方はご相談ください。
「ムイ」という名の看板娘ネコがおります。
※詳細とお申し込みはこちら
現代朗読協会の講座/ワークショップの一部やライブの記録映像をYouTubeでご覧いただけます。
前回5月5日に行なわれた一日講座の参加者の声を、一部紹介します。
◎一日ありがとうございました。まずは読む前に時制、人称、配役や服装など、いろんなことを考えてから読むとイメージが膨らむと思いました。また、色々と考えた上で無意識になれば、より自然に表現に広がりが出る気がしました。最後の群読は、周りの方々の息づかいを感じて、一緒に読む所もお互いの変化を楽しんで自由に表現できて楽しかったです。これを一人の時も……なかなか難しいですが……解放したいです。
◎群読は実にスリリングでした。読解のことを丁寧にやってくれて良かった。深く掘り下げること(方法)には限りがないのだなあ、ということがわかった。
◎自分の今日の体調、気分。そして、メンバー間で交わしたコミュニケーション。そこに絡むピアノ。今日しか表現できない「声」のロードクは、互いに他のメンバーの息づかいを感じとろうとする優しさがあふれるものだったように感じました。そして、初顔合わせのちょっぴり緊張感も。同じメンバーでまたやれば、次回はどうなるかしら?!
◎今日の後半でやったコミュニケーションについては、なかなか自分だけでできることではないので、こういう場があってよかったと思いました。今日の内容を全て身につけるのはとても難しいことだろうと感じました。でも、少しでも吸収して前進していきたいです。
◎今日は実践が多く、新鮮なかんじでした。顕在意識→無意識→コミュニケーション→仕掛け(異化)、といった段階をへて、従来朗読と現代朗読とのちがいをまた別の視点から捉えることができました。
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