2011年4月13日水曜日

【拡散希望】小中学生の保護者と先生がたへ

小中学生をお持ちの保護者の方々や、学校の先生方へのお願いです。
またそういう方が知り合いにいるという方も、以下の情報を伝達していただけるとうれしいです。

◎いま必要な子どもたちのメンタルケアをお願いします

被災地でなくても心身の調子を崩す子どもが増えています。
学校ではいつものように明るく元気にふるまっていても、やたらと先生にベタベタと甘えたり、余震が起こるたびに異常におびえたり、家では夜中に急に泣きだしたり。
こういった状況でとても役に立つメンタルケアの方法があります。「音読療法」です。
聞き慣れない言葉かもしれませんが、「音楽療法」などのメンタルケアの一種です。ただし、いつでもどこでも、教室や家庭でもすぐやれて、即効性がある、という特徴があります。

現代朗読協会では大震災発生直後から活動拠点の「羽根木の家」を開放して、音読カウンセリングを行なってきました(現在も行なっています)。
その過程で、震災後のこの状況において音読療法が大変有効であることがわかりました。
現代朗読協会はこれまで、多くの朗読公演を小中学校でおこなってきました。とくに文化庁の助成事業として世田谷文学館と共同でおこなっている朗読パフォーマンス「Kenji」や「ホームズ」は大変好評をいただいております。
児童養護施設の子どもたちを相手にボランティアイベントも何度もおこなっています。
また、教員や保護者向けに音読や読み聞かせの方法についての指導もおこなってきました。
そういった教育の現場での経験からかんがみ、今回、音読療法を使った学童のメンタルケアをおすすめするとともに、その実施方法について直接教員や保護者の方にお知らせする活動をしています。

以下のようなリクエストに応じます。

(1) 子どもたちの心身の調子を整えるための音読ワークショップ

(2) 音読メンタルケアを教師や保護者がおこなうための講座

(3) 教職員や保護者自身への音読ワークショップ

大人の不安や心配はそのまま子どもに伝染します。子どもが不安を感じるのは、災害そのものより、不安定になっている大人の心身の状態を子どもが敏感に察知することも、原因のひとつです。
まずは大人が平常心を取りもどし、落ち着いて仕事や生活にあたっていくことが、子どもの安心につながります。
その意味で(3)のワークを用意してあります。

■ワークショップ内容
現代朗読協会・水城ゆう著『音読・群読エチュード』(2011年3月ラピュータ刊)に掲載されているエチュードを用いながら、子どもたちには遊び感覚で、大人には理論的裏付けを解説しながら進めていきます。
所要時間は1~2時間程度ですが、固定されたカリキュラムではなく、参加者に応じて多様な内容に変化する方式でおこなっていますので、ご要望や制約に応じることも可能です。
教材書籍『音読・群読エチュード』は書店、アマゾンなどでご注文いただくか、現代朗読協会から直接ご購入いただけます。
無理にご購入いただかなくてもワークショップを招聘できます。

■予算について
率直にご相談ください。
講師料ゼロ円からでもおこなっていますが、この活動を私たちが無理なく継続するためにも、予算内で可能な金額を相談させていただいてます。
基本的にはこの活動は子どもたちと教育の現場にいま必要な、社会貢献活動ととらえています。

■講師について
現代朗読協会代表の水城ゆうと正会員朗読者が参ります。
水城ゆうについては、公式ウェブサイトもしくはネット検索などで略歴を参照ください。

■まずはご連絡ください
現代朗読協会の連絡先情報
メールアドレス info@roudoku.org
電話 090-9962-0848

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