2013年8月24日土曜日

物語と自我――演劇と朗読についての扇田拓也合同ワークショップ

自らも俳優であり、演出家でもある扇田拓也氏と現代朗読演出の水城ゆうが、合同で演劇と朗読のワークショップを開催します。

演劇と朗読の違い、あるいは共通性について興味のある方、そしてそれぞれの現状や先端的な表現に興味がある方には、非常に刺激的なワークショップとなるでしょう。
扇田氏は演劇の最先端の現場から、水城は現代朗読というあたらしいジャンルから、それぞれまったく違ったアプローチの演出方法を取るふたりが、ともに表現についてかんがえ、参加者たちといっしょに身体を動かしながら検証してみようというワークショップです。

◎日時:2013年8月24日(土)10:00-17:00
◎会場:カトリック世田谷教会 アトリエ(旧米軍かまぼこ兵舎)
  世田谷区北沢1丁目45−12
  小田急線/井の頭線 下北沢駅より徒歩6分
◎参加費:8,000円

◎主催:現代朗読協会

※詳細・お申込はこちら
 銀行(ゆうちょ)振込・クレジットカード決済が使えます。

【講師紹介】
扇田拓也。俳優、演出家。1976年、東京都生まれ。

日本大学芸術学部演劇学科中退。在学中に劇団「ヒンドゥー五千回」を旗揚げ。以降、全作品において脚本・演出を担当。多くの場合、自らも出演する。
ダックスープ所属。太鼓とラッパ。てがみ座「空のハモニカ」(脚本/長田育恵 演出/扇田拓也)@京都芸術センター(終了)/8/1〜4@座高円寺。
TVCM KIRIN澄みきり「カップル編」出演中。

水城ゆう。即興ピアニスト、小説家。1957年生まれ。
NPO法人現代朗読協会主宰、現代朗読協会オーガナイザー。
朗読と音楽による即興パフォーマンス活動を1985年から開始。また、1986年には職業作家としてデビューし、多くの商業小説(SF、ミステリー、冒険小説など)を出したが、現在は商業出版に距離を置き、朗読と音楽を中心とした音声表現の活動を軸としている。

2013年8月16日金曜日

音倉怪談オープンマイクにゲスト出演

げろきょも時々イベント開催などでお世話になっている下北沢〈Com.Cafe 音倉〉で、「怪談の夕べ 〜怪談オープンマイクと怪談朗読の会〜」が開催されます。
来週8月16日(金)夜です。
つぎのような内容。

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誰でも何かしらある奇妙な体験、背筋が凍る話を語りに来ませんか。当日はどなたでもご参加出来るオープンマイクと、現代朗読協会による怪談朗読で、ヒンヤリと涼しい夜をお楽しみ下さい。

★怪談オープンマイク 出演者募集
持ち時間はお1人様10分、体験談だけでなく、怪談作品の朗読、怪談をテーマにしたダンス等のパフォーマンスなど表現形態は問いません。
ご出演ご希望の方は、お名前、お電話番号、表現形態を明記の上、メールにてお申し込み下さい。
アドレス info@otokura.jp
開場18:30 開演19:00 CHARGE¥1500(1ドリンク付き)
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基本的にだれでも出演・参加できるオープンマイクですが、げろきょはそこにゲストとして呼んでいただいたので、ちょっとまとまった怪談朗読パフォーマンスをやります。
オープンマイクに出演するもよし、お客さんとして遊びに来るもよし、どちらも歓迎です!
来られたらぜひげろきょ朗読者たちにお声がけくださいね〜。

2013年8月10日土曜日

げろきょネットライブ Vol.11 KAT、晩衛ほか


現代朗読協会「羽根木の家」でのお座敷ライブをUstream中継する「げろきょネットライブ」の第11回をおこないます。

◎日時 2013年8月10日(土)19:00から30分くらい

◎場所 Ustream「げろきょネットライブチャンネル」/羽根木の家

今回の出演はKAT、晩衛、ほか。
進行および演奏は水城ゆう。

どなたも無料でご覧いただけます。
また、ライブ会場へお越しいただいての観覧も歓迎です。
事前に協会メール(info@roudoku.org)にてお知らせください。
飲食物の持ちこみ歓迎。

2013年8月3日土曜日

特別講座:女性のためのセルフディフェンス入門は8月3日

Wen-Do(ウェンドウ)、ご存知ですか?

Wen-Doとは、女性だけで女性専用の護身をやさしく体験型で学べるプログラム。
1972年にカナダのトロントで生まれました。
数ある護身プログラムの中でも、Wen-Doは「女性の『声』を最大限に生かす」のが特徴です。

共感的コミュニケーションで自立した人間を育むことをめざす現代朗読協会として、
また音読療法を生んだ場として、「声を生かした護身術?」と以前から関心を寄せ、
3月に入門講座を行ったところ、大好評となりました。

8月の第2弾講座では、床技が中心となります。
公共施設での講座等にはなかなか入れられないものを扱えるのは、羽根木の家が築78年の古民家で、和室のある環境だからこそ。
再受講者も初参加者も興味深く新鮮な気持ちで学べそうな内容に今からワクワクしています。

パワフルなのにリラックスできるWen-Doの魅力を一緒に体験してみませんか。

■日時:H25年8月3日(土)14:00~17:00
   終盤の40分程度は質疑応答&懇親タイム
■受講料:5000円(懇親タイムの茶菓付き)
■定員:8名(高校生以上の女性)
■会場:羽根木の家
■お申し込みはこちら(現代朗読協会フォーム)から
またはinfo@roudoku.orgまで、タイトル「Wen-Do 8/3希望」としてお名前・連絡先をお知らせください。
おって詳細をお知らせします。

 

《Wen-Do(ウェンドウ)について》

パワフルでやさしい、女性専用の数種類の護身プログラムの中でも
Wen-Doは、女性の『声』を最大限に生かすのが特徴です。
一度参加した人は、永きに渡ってWen-Doの印象を忘れることはありません。

多くの女性の支持により、女性から女性へと大切に伝え続けられ、カナダでの女性向け護身プログラムとしては最古・最長の歴史を誇ります。

年齢や体力や体格や身体状態を問わず、女性なら誰でも行えるシンプルで安全な実技講習と女性のエンパワー要素が一体となっている点も大きな特徴です。

《どんな人が参加することが多いの?》

これまでに受講してくださった女性の受講動機と、
ご参加後のご感想を一部ご紹介します。

◆暴力や虐待等の予防/防止活動に関心がある
◆身体実技を学べる機会は貴重なので
→身体実技をほんの少し知っているというだけのことが、こんなにも自信につながり、暴力や不快な行為に対して「No!」と言いやすくしてくれるのですね。
→「問題の解決のためには、安心して考えられる環境や時間が必要。それを得るために逃げる時間を作る」という発想が受け入れやすかった。
◆依存や執着・不安や畏れから自分を開放し、主体的に生きたい
◆もっと自分を好きになりたい
→参加する他の皆さんの表情がどんどん晴れやかになっていって、それを見ている自分も、どんどん元気になれた。
→何をする講座なのかイメージができなかったので緊張して参加したが、楽しい進行で良かったです。
 時には考えすぎずに身体を動かせば、気持ちも前向きになれるのだとわかりました。
◆ボディワーク的なワークショップが好きなので、なんとなく面白そうだと思った
◆芝居や歌など、心に響くものや表現活動全般に惹かれる
◆『身体が弱くて運動が苦手』だった福多さんが、なぜこの道に進んだのかに興味があり参加した。
→お腹の底からの声を何度も出せてスッキリ元気になりました♪
→『声をあげる』ことの大切さは常々感じていましたが、Wen-Doで、声と呼吸と身体のつながりを教えていただき、科学的にも、ああそうだったのか!と納得しました。自分の声が一層愛おしくなりました。
→運動が苦手でも護身術は出来るのだということがよくわかりました。また、福多さんが
「自分のキャラに合う方法が一番大事。
 自分の全力を発揮するにはそれが最も効果的だから。
 今日も多くのことをやっているけれど、その中から自分にピッタリなものだけを選んでもらえたらと思う」
 と言っていて、無理に強くならなくてもいいのだと、気が軽くなりました。


《《《《《《《講師よりご検討中の皆様へ》》》》》》》

こんにちは。Wen-Doの福多唯です。
数ある学びの中で、「Wen-Doってなあに?」と思ってくださってありがとうございます。

私は、こんな仕事をしていますが、幼少期から(現在も)持病があります。
入退院を繰り返し、学校行事になると必ず持病の発作…。
プール授業には参加が許可されず、いつも見学。
高校受験の当日も、受験校の保健室で特別に受けました。

自分の生命力への不信感が拭えないまま大人になり、
『何をやっても私はダメなように生まれついている』。
そう思っていました。

自暴自棄になってみたり。人に対して威圧的・攻撃的になってみたり。
かと思えば、人から認めてもらえて好かれることへの執着のあまり、そのためだったら何でもします!みたいなところもあったり。

そんな私にヘルシーさを取り戻させてくれたものや人は数多く、自分で気づいていないものもきっといっぱいあると思うけれど、気づいている中で、太い柱のひとつになっているのが、Wen-Doです。

『私は、私が生きていくために必要なものを、最初から充分に持っていたんだ』。
Wen-Doでそれがはっきりわかりました。

女性の視点で、女性の思いや体験や身体的特徴に配慮しながら、
「女性がどうしたらもっと力を発揮できるようになるのか
を護身スキルを通じて実感しあうプログラム、それがWen-Doです。

Wen-Doにご参加の多くの女性が「心に残る時間が過ごせた」と笑顔になります。

声を出したり身体を動かしたりしながら、体験機会のなかなかない護身の実技を女性どうしで共有するのって、ちょっとスペシャルでとってもステキなひとときです。

皆さんとご一緒できるのを楽しみに思っています。

      Wen-Doマスターインストラクター 福多唯



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8月の現代朗読体験講座のお知らせ(8月3日)

現代朗読協会の朗読体験講座、2013年8月のお知らせです。
まったく朗読をやったことがない/ちょっとやってみたいと思っている人や、すでに経験はあるけれど朗読表現に行き詰まりを感じているような方のためにおこなう、ワークショップ形式の体験講座です。

◎日時 2013年8月3日(土)10:00〜13:00
◎場所 現代朗読協会・羽根木の家(京王井の頭線新代田駅徒歩2分)
◎参加費 2,000円

※詳細とお申し込みはこちらから。

◎こんなことをやります
現代朗読というあたらしい表現を理解するために、実際に身体を動かしたり声を出したりして体験していただきます。
毎回、下のようなプログラムからいくつかをピックアップしてご紹介する予定です。

・朗読のための声と身体の準備。
・朗読するときに起こっているさまざまなことの理解。
・朗読のためのテキストの扱い方、読み方と、朗読実践。
・柔軟でとらわれない表現をおこなうためのヒント。


前回の参加者の声を抜粋して紹介します。

◎表現する事とはどういう事なのか、少しわかった気がします。自分の内面をまず見ていくというのが、新しい考え方で、とても為になりました。3時間の間に、すでにいろんな気付きがあって、有意義でした。ありがとうございました。

◎自由にする、ということが、いかにむずかしいかを実感しました。かっこつけようとする、作法?を気にする、色々なことが気になって表現のみに集中するのが難しかったです。一方で、「何でもどうぞ」といわれても何も浮かんでこなくて困りました。ああいろ、こういろ、と言われる方がある意味で楽なのかな?とも思いました。でも、矛盾するようですが、「そのままでいいよ」と言われた時の安心感ときたら、胸にこみあげてくるものがありました。とても良い時間を有難うございました。

◎今日はありがとうございました。人の朗読をたくさん聞く機会もそんなにないので、今回はじっくり聞くことができたことも楽しかったです。ライブパフォーマンスもぜひ聞きに行ってみたいです。読む方も、ちょっとなかなか使わない気を使って読んで、不思議な感覚でした。ゼミ生の方々の、ぶっ飛んだ朗読を聞いてみたいなと思います!

◎制約をはずすと混乱する、という感覚が新鮮に思えた。その先におそらく気持ち良さや共感が待っていそうな気がする。いろいろはずして自由にして、表現して、それで、私に共感してくれる人、聞いてくれる人は表れるのか、という不安はかなりまだある(お客さん相手の仕事をしていた経験からのクセかもしれない)。

2013年8月1日木曜日

板倉克行さん応援ジャムセッション(朗読・即興音楽)@中野〈Sweet Rain〉

事故で入院され、いまも闘病生活を送っておられる至高のフリージャズピアニスト・板倉克行さんを応援するライブイベントです。
前回7月3日におこなって大好評、そして多くの方から義援金をいただきました。おいでいただいた皆さんと気にかけていただいた方々には感謝です。
おなじイベントを板倉さんの誕生日である8月1日にふたたびおこないます。

第一部は朗読とピアノによるセッション、第二部はジャムセッションです。
第二部の朗読または即興演奏の参加を歓迎します。 参加希望の方はあらかじめホスト役の野々宮卯妙(現代朗読)または水城ゆう(即興ピアノ演奏)にお知らせください。
観覧はどなたも自由です。

◎日時 2013年8月1日(木)20:00スタート
◎場所 中野〈Sweet Rain〉
◎料金 投げ銭方式(飲食代は別)

 予約先:Sweet Rain(03-6454-0817) または現代朗読協会(desk@roudoku.org)

収益は全額、板倉さんへの義援金とさせていただきます。